先日は、LUNASEAと25年ぶりの対バンを果たしたGLAY、4月にはリリースが決定しているベストアルバム「DRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」の2作になることもアナウンスされました。
「新作のベストアルバムまで待ちきれない」、「この機会にGLAYを聴いてみたい」と言うアナタに向けて「GLAYを聴くならコレ!1枚目に聴くべきおすすめアルバム」と言うテーマで記事を書いてみました。
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この記事を読んでわかること
- GLAYというバンドについて理解が深まります
- GLAYを聴くならコレ!「最初の一枚」がわかります

紹介がおくれました、やびっちょです。90年代に流行った「いわゆる」ヴィジュアル系バンドが好きで聴いています。GLAYを最初に聴いたアルバムは、1996年作品「BEAT out! 」でした。ロック色が前面に出ている、良作ぞろいの作品で「月に祈る」は今でも聴いています。
GLAYってどんなバンド?
テレビに出る機会も多く、ランキング1位にも上がってくることも多い「HOWEVER」は鉄板曲。国民的ロックバンドともいわれるGLAYですが、今一度、どんなバンドなのか?彼らのプロフィールから振り返ってみたいと思います。
北海道函館市出身の4人組ロックバンド。TAKURO(G)とTERU(Vo)を中心に1988年に活動を開始し、1989年にHISASHI(G)、1992年にJIRO(B)が加入して現在の体制となった。1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1996年にはシングル「グロリアス」「BELOVED」が立て続けにヒットし、1997年に12枚目のシングル「HOWEVER」がミリオンセールスを記録したことでトップバンドの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブを開催し、当時有料の単独ライブとしては日本最多観客動員を記録する。2010年4月には自主レーベル「loversoul music & associates」(現:LSG)を設立。メジャーデビュー20周年となる2014年には宮城・ひとめぼれスタジアム宮城にて単独ライブ「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を行った。デビュー25周年を迎えた2019年より「GLAY DEMOCRACY」をテーマに精力的な活動を展開。10月にアルバム「NO DEMOCRACY」を、2020年3月にベストアルバム「REVIEW II -BEST OF GLAY-」をリリースした。デビュー30周年を迎える2024年は、周年のテーマとして「GLAY EXPO」を掲げて活動中。5月にシングル「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)- / シェア」を発表し、6月に埼玉・ベルーナドームで単独公演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」を行い、10月に4年ぶりとなるアルバム「Back To The Pops」をリリース。11月から全国アリーナツアーを開催する。
【引用記事:GLAYのプロフィール・作品情報 – 音楽ナタリー】
1997年「HOWEVER」の大ヒットでお茶の間に知られるようになったと、記憶しています。当時は、GLAYが「シングル2枚同時発売」と報道すれば、L’Arc 〜 en 〜 Cielは「シングル3枚同時発売」と話題になっていました。
又、LUNASEAが10万人動員の野外ライブを成功させると、GLAYは20万人を動員しての野外ライブを成功させるなど、ロックが元気な時代だっと思います。
ベストアルバム「REVIEW」は、1998年2月16日付で累計約415万枚を売り上げ、当時の日本記録を樹立しました。シングル曲の寄せ集めではなく、インディーズ時代の楽曲をリテイクされるなど、ファンの心をつかんだ一枚でした。
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GLAYを聴くならコレ
2025年3月現在、GLAYはALBUM17枚、発表しています。インデックス時代に発表した「灰とダイヤモンド」から最新作「Back To The Pops」までオリジナルアルバムを発表しています。
加えて、ベストアルバムやコンセプトアルバム、バラードベストまで含めると「たくさんありすぎて、どれから聴いたら良いか迷う」と、感じます。
2つのベストアルバム「REVIEW」と「DRIVE 」
ベストアルバムから紹介すると、2020年3月発売の「REVIEW II ~BEST OF GLAY~」が初心者にお勧めだと思います。選曲に関してはシングル曲に拘らず、アルバムから幅広く選ばれている内容でもあり、単にシングル曲を集めたものではなく、自分たちの納得する楽曲を収録したベスト盤にしたいというメンバーの思いがより強く込められており、「REVIEW」の流れを踏襲した作品です。
対して、4月にはリリースが決定しているベストアルバム「DRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」の二作品のタイトルにもある、「DRIVE 」シリーズは、収録楽曲をファン投票で作成されていることが特徴となっています。
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オリジナルアルバムならコレ!
今回、あえてオリジナルアルバム、17作品のなかから「初めてGLAYを聴く」なら、おすすめしたい作品は、2021年作品、16枚目「FREEDOM ONLY」を取り上げたいと思います。
なぜ、「FREEDOM ONLY」なのか?一番売れた作品「pure soul」や、バンド名を冠した10作目「GLAY」などあるじゃないか?と、思います。あえて、「FREEDOM ONLY」を取り上げたその理由をお伝えすると「コロナ禍の時代をGLAYと共に振り返る」です。
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FREEDOM ONLY
「FREEDOM ONLY」は、先行配信シングルを含む全12曲を収録。「シンプルでエンターテインメント性が高く心が癒される優しい音」をコンセプトに、GLAYの王道サウンドをストレートに表現した楽曲から、懐かしいシティポップをオマージュした楽曲。又、DJを招いた打ち込みやシンセサイザーが彩る楽曲まで、様々なスタイルの楽曲が収録されています。
アルバムのタイトル「FREEDOM ONLY」は、カーペンターズの楽曲「青春の輝き」の一節から引用されており、「自由になると言うことは何かと別れなくてはならない」という意味が込められているそうです。
コロナ禍の中で制作活動がストップした中、1997年〜2020年までのキャリアの中で制作された楽曲を改めて聴き直した結果、収録されているとのこと。制作当時では思うようにできなかったことや、やらなかったことを、今のGLAYならできると確信した上で作品を作り上げたそうです。
作成した楽曲の中には、20代の頃に原曲を書いたものもあったらしく、アルバムを聴きながら「この曲は昔のGLAYっぽいな?」なんて、思いながら聴いてみても楽しめると思います。
収録曲には、「BETTY BLUE」、「Hypersonic」、「Winter Moon Winter Stars」、「FRIED GREEN TOMATOES」、「永遠を名乗る一秒」、「漂えど沈まず」、「BAD APPLE」、「Tiny Soldier」などがあり、それぞれが異なる魅力を持っています
2021年発売「FREEDOM ONLY」の製作はどのように始まったのか?当時のインタビューから引用します。
「アルバムの制作は3年ぐらいにわたって行われたんですけども、当初は自分が50代に突入するにあたって、自分の音楽史・自分史みたいなアルバムにしようと思いました。特に僕が聞いて育った80年代、90年代のあの芳醇な音楽。あれを今のGLAYと掛け合わせたらどんなふうなサウンドになるんだろうなっていうことで進めていきました。GLAYのメンバーがどんどん50代になる、そんなときをアルバムに刻めたらなっていうふうに思って。このFREEDOM ONLYのレコーディングの最中にコロナ禍に入りまして、全ての作業はストップ、活動自体も全てストップしたっていうことで、改めて再開するにあたって、GLAYが今までどんなことをやってきたのかっていう、全作品も含めて、デモテープに至るまで聴き直したんですね。古くは25年ぐらい前のデモテープを掘り起こし、10年前の書きかけのフレーズを掘り起こし、それを形にするには十分に時間あったんで、そういう意味では、これほどまでに長きにわたってのアルバムは初めてだと思いますね。」
引用記事:TAKUROさんが語る、GLAYニューアルバム『FREEDOM ONLY』誕生秘 – J-WAVE 81.3 FM JK RADIO TOKYO UNITED より
コロナ禍の中で、制作活動を止めざるを得なかった中から生み出されたという事情が「FREEDOM ONLY」にはあったようです。
1曲目は『BETTY BLUE』は、優しいイントロからアルバムの世界観を導入します。好きな人との関係が壊れそうな「今」、コロナ禍が変えた現実と彼女との関係に読み替えると歌詞に深みが増します。
【『BETTY BLUE』の歌詞を見るなら:GLAY BETTY BLUE 歌詞 – 歌ネット】
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おすすめは「BAD APPLE」
「FREEDOM ONLY」先行シングル「BAD APPLE」。シンプルかつ繊細なイントロから始まるミディアムナンバー。エレクトロニックなサウンドとロックの融合が特徴的で、ダンサブルなビートと印象的なメロディが魅力的です。
歌詞の中に「新型コロナウイルス」を連想させる内容がいくつか出てきます。その中でも「絶望せずに前を向いて歩いていく」力強さを感じさせられます。又、ミュージックビデオでは、GLAYの演奏に乗せて、壮大な自然を表現。二人のダンサーが「現代社会の矛盾や人間関係の複雑さ」を表現してくれます。
リーダーのTAKUROさんも、当時は「バンドを止めない」ということと「今までと同じような活動はできない」、この両輪でもって活動を進めていくなどと語っていました。
【PVを観るなら:GLAY / BAD APPLE】
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました。2025年4月にリリース予定の「DRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」と「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」のGLAYの最新ベストアルバムの発売を前に、オリジナルアルバム「FREEDOM ONLY」を取り上げてみました。
久しぶりに聞き返してみて名曲ぞろいの作品だなっと改めて思い今回、紹介しました。新作リリースまで過去の作品にふれてみるのはいかがでしょうか?
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