『L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-』企画「L’Arc-en-Ciel」hyde作曲からお勧めベスト5曲

L'Arc-en-Ciel
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 先日、開催された『L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-』WOWOW独占放送&配信日程が決定いたしました。 hydeさん曰く「わがままに、L’Arc-en-Ciel をプロデュースする」という贅沢なイベントを生で観れなかった私も、WOWOW独占放送&配信日程はうれしいニュースです。

 今回は、L’Arc-en-Ciel の中でhydeさんが作曲した曲の中から選曲しました。独断と偏見による、お勧めベスト5曲をランキング形式で発表します。

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この記事を読んで欲しい人もしくは記事を読んでわかること

 L’Arc〜en〜Cielは、メンバーそれぞれが作曲できるというバンドの強みがあります。複数の作曲者がいることで、音楽の幅が広がり、多彩なジャンルや個性豊かな楽曲が生まれるというイノベーションが起こります。そんなバンドの強みに視点を置いて記事を構成した内容となっています。

  • 2025年現在のL’Arc〜en〜Cielの活動について理解が深まります
  • 各メンバーが作曲するなかで作曲者のジャンルの傾向や強みを紹介します
  • hyde作曲から、独断と偏見で選んだベスト5位を紹介します

 記事の最後には、『L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-』の内容と感想にもふれたいと思います。

L’Arc〜en〜Cielについて

 2025年3月時点、L’Arc〜en〜Cielのメンバーは以下の4人となっています。

  • hyde (ボーカル)
  • ken (ギター)
  • tetsuya (ベース)
  • yukihiro (ドラムス)

 2020年以降は、ミライ (2021年)、FOREVER (Anime Edit) (2021年)、FOREVER (2021年)、YOU GOTTA RUN (2024年)の4曲のみのリリースと、少し(かなり)寂しい状況ですが、近年は過去の楽曲を演奏するツアーを展開するなど、メンバー間のコミュニケーションは良好なのでは思います。

 2025年には、「L’Arc〜en〜Ciel」その名を冠した新レーベルを設立すると言うニュースも飛び込んできました。 “ラルクと共に、もっと自由に”をコンセプトとして、L’Arc-en-Cielがファンと共に今まで以上に愛され続けるように、との思いから設立されたレーベルだとのことで「YOU GOTTA RUN」はそのリリース第一弾となります。

やびっちょさん
やびっちょさん

ファンとしては、その先の「アレ(NewAlbum)のリリース」を期待してしまいます。

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メンバー全員が作曲できるという強み

 L’Arc〜en〜Cielの特徴して、メンバー全員が作曲ができるという稀有なバンドです。新曲が出るたびに「この曲調は○○(メンバー)が作曲したのでは?」と、推理をするのも楽しみのひとつです。

tetsuyaさん作曲について

 リーダーのtetsuyaさんが作曲するイメージとして「POPな曲調」であることが特徴です。

現在までにミリオンセラーを記録した「snow drop」の他、「Blurry Eyes」や「風にきえないで」「DIVE TO BLUE」「Pieces」「Driver’s High」「finale」「STAY AWAY」「READY STEADY GO」「瞳の住人」「Link」「GOOD LUCK MY WAY」「Don’t be Afraid」などの楽曲を作曲している。

引用:tetsuya – Wikipedia

 「READY STEADY GO」や「Link」など、疾走感と爽快感を兼ね備えた楽曲は、アニメのタイアップになることも多く、アニメだけではなく様々なタイアップを果たしています。又、tetsuyaは他のメンバーと比べ、L’Arc〜en〜Cielのシングルの表題曲を一番多く作曲しており、ライブの終盤に盛り上がる楽曲が多いのが特徴です。

 一方で、「finale」や「死の灰」と言ったダークな曲や「あなた」、「Dearest Love」と言った深い愛情に包まれるようなラブソングだったり、「C’est La Vie」は、アルバム収録で、ライブでもほとんど演奏されませんが、個人的には初期の名曲のひとつに数えても良いと思います。

やびっちょさん
やびっちょさん

tetsuyaさんが作曲する曲の中では「風にきえないで」が一番好きな曲です。

kenさん作曲について

 L’Arc〜en〜Cielのギターkenさんは、独特のメロディーラインとリズム感があり、リスナーに強い印象を与えます。個人的に、ツボにはまる曲が多いのがkenさん作曲の楽曲です。ロック一色とも言えない、かと言ってPOPだけでなくダークで深い部分もあり複雑なアレンジも施されていて、職人気質な面も感じます。

VOICE」が初となる。L’Arc〜en〜Cielではメインコンポーザーの一人として、現在までにミリオンセラーを記録した「花葬」や「NEO UNIVERSE」の他、「眠りによせて」「Vivid Colors」「夏の憂鬱」「the Fourth Avenue Café」「」「winter fall」「浸食 〜lose control〜」「forbidden lover」「叙情詩」「MY HEART DRAWS A DREAM」「DAYBREAK’S BELL」「CHASE」「Wings Flap」などの楽曲を作曲している。なお、kenは、L’Arc〜en〜Cielにおいて一番多く作曲を担当しており、このバンドで手掛けた作曲数はアレンジ違いを除き、50曲を超えている。

引用:ken – Wikipedia

 L’Arc〜en〜Cielの黄金期を支えた楽曲である、「winter fall」や「NEO UNIVERSE」、「花葬」、「浸食〜lose control〜」など感情豊かなメロディーセンスに深い感動を覚えました。

やびっちょさん
やびっちょさん

kenさん作曲の楽曲の中では「forbidden lover」が大好きです。

yukihiroさん作曲について

 L’Arc〜en〜Cielのドラマー、yukihiroさんの作曲にはいくつかの特徴があります。yukihiroさんの楽曲は、独特のリズム感とエレクトロニックな要素が特徴です。ダークで重厚なサウンドに加えて実験的な曲も多く、バンドに新たな血液を注ぎ込んだ存在ともいえます。

 yukihiroさんは、打ち込みを多用することがあります。特に「get out from the shell」や「trick」などの楽曲では、打ち込みが効果的に使用されています。

現在までに「New World」や「DRINK IT DOWN」「Cradle」「trick」「get out from the shell -asian version-」「REVELATION」「shade of season」などの楽曲を作曲している。また、2000年には自身が単独でプロデュースした、L’Arc〜en〜Cielのリミックスアルバム『ectomorphed works』が発表されている。

引用:yukihiro – Wikipedia

 yukihiroさんの作曲スタイルは、L’Arc〜en〜Cielの音楽に独自の色を加えており、バンドの多様性を高めています。彼の楽曲には、「get out from the shell」、「trick」、「New World」などがあります。

やびっちょさん
やびっちょさん

yukihiroさんの作曲の中で個人的には「REVELATION」が一番大好きです。

hydeさん作曲について

 個人的なイメージとして、hydeさんが作曲する曲は「ロック色が強い」印象を受けますが、歌詞を載せやすいメロディーラインが特徴で、聴く人に強く歌詞のフレーズが残ります。又、、hydeさんの楽曲には、ダークで幻想的な要素が含まれていることが多く、その独特の世界観がファンを引き込みます。

 ライブ作品で「いばらの涙」を歌う、hydeさんの声を聴くと、圧倒的なエネルギーとダイナミックなパフォーマンスに加えて、hydeさんのカリスマ性で何度観ても鳥肌と涙腺が崩壊してしまいます。

※POINT:hyde作曲の楽曲一覧について

「HONEY」や「frower」、「xxx」「”good-morning Hide”」「All Dead」「ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE」「and She Said」「Anemone」「AS ONE」「birth!」「BLESS」「Brilliant Years」「CHASE」「Wings Flap」「ミライ」「Entichers」「HEAVEN’S DRIVE」「Hurry Xmas」「I’m so happy」「In the Air」「Killing Me」「LORELEY」「My Dear」「New World」「Ophelia」「Peeping Tom」「Round and Round」「ROUTE 666」「Sell my Soul」「SEVENTH HEAVEN」「Shutting from the sky」「Singin’ in the Rain」「Spirit dreams inside」「THE BLACK ROSE」「THE GHOST IN MY ROOM」「いばらの涙」「さようなら」「星空」「永遠」「追憶の情景」「静かの海で」

【参考記事サイト:【L’Arc〜en〜CielのHYDE作曲の楽曲一覧】L’Arc〜en〜Cielのハイドはどんな楽曲を作っている?作曲は全41曲!ラルクのロックな曲などを中心に多くの楽曲を作曲しているラルクの顔のhyde!

「L’Arc-en-Ciel」hyde作曲から選ぶベスト5位

 という訳で、個人的な解釈をはさみながらのL’Arc〜en〜Cielのメンバーと作曲した楽曲を紹介しました。今回は、hyde作曲の中から「L’Arc-en-Ciel」の楽曲を5曲、ランキング形式で選曲していきたいと思います。

 尚、独断と偏見に基づいて記事を作成していますので、ご意見やお叱りはご遠慮ください(汗)

第5位:”good-morning Hide”

 L’Arc〜en〜Cielのアルバム「True」に収録されている楽曲「“good-morning Hide”」を第5位に挙げました。この曲は、脱退したsakuraさんが作詞を担当しましたが、L’Arc〜en〜Ciel初の全英語詞の楽曲であり、独特の雰囲気を持っています。

 この曲がライブで演奏される機会はほとんどないのですが、アルバム「True」の中でも異色の存在と言えます。このアルバム全体を通して言えるのですが「アコースティック」をメインにアレンジされていると言う点が特徴だと思います。

 当時のhydeさんが、sakuraさんへ詩を書くように勧め、出来上がった内容を元にhydeさんが英訳し歌詞にしたという話を聞いたことがあります。抽象的で哲学的な内容ですが英訳されたことでメロディーにあった楽曲になったと思います。

ちなみに、「”good-morning Hide”」の「Hide」は「ヒデ」と読むのか?「ハイド」と読むのか気になりますが、「ハイド」が正解のようです。「Hide」は「~から隠れる」という意味とhydeの隠語を揶揄したのでしょうね。

【”good-morning Hide”の歌詞を見るなら:L’Arc~en~Ciel “good-morning Hide” 歌詞 – 歌ネット

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第4位:I’m so happy

 「風にきえないで」のカップリング「I’m so happy」を4位に挙げました。作詞作曲はともにhydeでクレジットされており、当時、hydeさんが良く聴いていたと言われる洋楽バンド「Radiohead」の影響をどことなく感じます。

 特に「I’m so happy」の歌詞が問題視されることが多く「末期がんの立場から書かれた?」など記事を目にすることもあります。

 たとえ、どんな悲惨な状況であっても自分は幸せなんだ、だから殺さないでくれ、ただあなたに会いたいと歌う、ホラー好きのhydeさんらしいラブソングになっています。

 近年、ライブでも演奏される機会もあり、ギターを弾きながら歌うhydeさんの笑顔が印象的でした。

【「I’m so happy」を動画で観るなら:I’m so happy ラルク – 検索 動画

第3位:Brilliant Years

 「Brilliant Years」は、2枚目のシングル曲「Vivid Colors」のカップリング曲です。作詞作曲はhyde、一見すると、華やかで希望に満ちた歌詞にみえますが、「君の足跡は消えた」や 「 波にさらわれてしまった」、「陽炎の果てへとつづく 想いはどこへゆくのか」と、歌詞全体から伝わる「君」という存在を感じないところから、(永遠の)別れを予感させます。のちに10枚目のシングルとして歌われる「HONEY」へと繋がる系譜とも言えます。

 「Brilliant Years」の切ないメロディーラインが印象的で、歌詞の重みとは対照的に楽曲の疾走感が「君」を喪った主人公の余韻を感じさせます。なんと、テンポはラルク最速のBPM=191

 「I’m so happy」と「Brilliant Years」は、オリジナルアルバムに収録されておらず、ベストアルバム『c/w』に収録されています。まさに「隠れた名曲たち」と言えますね。

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やびっちょさん
やびっちょさん

「Brilliant Years」は、1997年の復活ライブで演奏されました。当時、「行く道を別れてしまった、sakuraさんへ向けて歌ったのかな?」と、想って聴いているとなんだか泣けてしまったのを覚えています。

第2位:HONEY

 L’Arc〜en〜Cielの代表曲とも言える10枚目のシングル「HONEY」。1998年7月8日に3枚同時リリースされ、世間から注目を浴びて大ヒットしました。hydeさん曰く、「自分の中のシングルの定義を表現した曲」とのことで、メロディーセンスが抜群で疾走感あるロックナンバーになっています。

 色んな人が「HONEY」を解説しているので、今更、説明不要な感じもします。今回、「HONEY」を聴き直してみましたが、発表から20年以上たっても色あせない楽曲のクオリティの高さに驚きの一言しか出てきません。

 又、hydeさんはこの曲に対して相当な思い入れを持っていると思われます。その証拠に、ソロ名義やTHE LAST ROCKSTARSでもセルフカバーもされており、hydeさんはソロで出演したロックフェスでも頻繁に「HONEY」を演奏しています。

【MVを観るなら:Bing 動画

第1位:いばらの涙

 1999年にリリース、アルバム「ray」に収録「いばらの涙」を第1位に挙げました。

 当時、「ark」と「ray」の2枚同時、アルバム発売に世間も驚いたことを覚えています。また、1999年という世紀末に併せて「ノストラダムスの大予言(古い)」ブームに沸いていたこともあり「世界の終わり」を感じさせる不穏な雰囲気を感じる楽曲となっています。

 「いばらの涙」の世界観は、L’Arc〜en〜Cielの中でも1、2を争うほどの構成力と曲の展開を持って表現され、hydeさん以外に歌うことを許されない荘厳な雰囲気を感じさせます。

やびっちょさん
やびっちょさん

 ライブ映像で観ていると、毎回ラストのサビの部分で歌い上げる姿を見るたびに、「全身の鳥肌が立つと同時に歓喜に震え、感動が自然と涙が流れ止まらなくなる」という困った症状に襲われます。

『L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-』1/18(土) 東京ドーム公演 セットリストにも組まれていましたね!「いばらの涙」

【関連記事:黒夢の復活ライブから見る新作は出るのか?について考察してみた

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まとめとして(『L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-』の感想を余話として)

 というわけで、L’Arc〜en〜Cielの中でhydeさんが作曲した曲の中から選曲しました。「独断と偏見による、お勧めベスト5曲」をランキング形式で発表しました。今回、L’Arc〜en〜Cielを聴き直して感じたことは、当時、好きになって聴き始めたアルバム「True」辺りの楽曲が特に思い入れが強く、同時に懐かしく感じました。又、メンバーの交代に関しては、ドラムのyukihiroさんが加入してからは、楽曲の多様性と深さが増した印象を受けました。

 2010年代のL’Arc-en-Cielのリリースとしては、11年発売のシングル「GOOD LUCK MY WAY」と、12年発売のアルバム『BUTTERFLY』リリースのみで活動としては消化不良ぎみでもありました。そのような中、25年に入り、バンドとしてのモチベーションもあがってきているような感触をうけました。そんな中で行われた『L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-』は、hydeがセットリストや演出を全面プロデュースし、ダークで重厚な楽曲からポップな定番曲まで幅広い構成が特徴でした 。

 「浸食 -lose control-」や「forbidden lover」などの深みある楽曲に加え、新曲「YOU GOTTA RUN」も披露され、観客を魅了しました。hydeはMCで「生まれてきてくれてありがとう」と感謝を述べ、最後の「あなた」では観客と共に大合唱し、感動的なフィナーレを迎えました 。今回(独断と偏見)のランキングで、1位となった「いばらの涙」を歌うhydeさんは、一層、神がかっていて、画面越しからも会場の迫力がひしひしを感じました。まさにカリスマという名がふさわしいボーカリストだと再認識しました。

 このライブは、L’Arc-en-Cielの音楽性とメンバー間の絆、そしてファンとの深いつながりを再確認する特別な時間となりました。同時に未来「将来、発表される作品」への期待も大きく高まった内容だっと思います。

 そんな、L’Arc〜en〜Cielを聴き続けられる幸運に感謝して、次のオリジナルアルバムの発表を待ちたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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やびっちょさん

【名前】やびっちょさん
【経歴】沖縄県で独立型の居宅介護支援事業所を立ち上げて運営しています。
【資格】主任介護支援専門員・社会福祉士・介護福祉士・住環境コーディネーター2級・産業ケアマネ2級・終活カウンセラー2級
【趣味】読書と音楽鑑賞。年間200冊は読みます。歴史小説や思想哲学、自己啓発本をつまみ食いしています。※プロフィール画像は娘(7)作

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